ようやく久しぶりの自転車キャンプ旅。今回は初の輪行キャンプ旅です。目的地は伊豆稲取の「ストーンチェアキャンプ場」です。ここは「なっぷ」でオンライン予約ができるので便利です。このキャンプ場は今年に入ってから何回か予約しましたが、毎回雨や荒天で実施できず、4月に入ってやっと実現できました。
ルートは、まずは自宅のある横浜から輪行で熱海まで向かいます。
以前のブログで説明した通り自転車は29インチ用の輪行袋に入れます。パニアバッグ、フロントフォークバッグ、ハンドルバーバッグは車体に付けたままだと輪行袋には入らないので、取り外してIKEAのフラクタというトロリー用バッグに入れて背負います。リアのトランクケースは手に持ちました。
この輪行時にIKEAのトロリーバッグに各種バッグを収納する方法はMINIMALIZED GEARさんのYouTubeで紹介されていたので真似しましたが最高です。IKEAのレジの近くで売っている400円のぺらぺらのバッグですが、大容量、超軽量、ジッパー付き、丈夫、背負えるという点が、複数のバッグを装備する必要がある輪行キャンプ旅のバッグ収納袋として機能的にほぼ完璧です。現地について自転車にバッグを装着した後も、非常に軽くて折りたたんだり丸めたりできるので持ち運びに苦労がありません。
自宅最寄りの駅から熱海までの所要時間はおよそ1時間20分。大船で電車に乗ったのが7時15分くらいでしたが、東海道線の下り列車には予想よりも多くの人が乗っていました。輪行袋があるので席に座ることははなからあきらめていましたが、輪行袋が邪魔になるくらい混んできたらどうしようとややドキドキでした。(結局そこまでは混みませんでした。)
熱海に到着して、駅前の広場で自転車の組み立て、バッグの装着を行い、午前9時に出発。
熱海駅から稲取のキャンプ場までは60kmちょっとですが、寄り道などすることを考えると65km~70kmとなりそうです。伊豆半島の東側は何回も走ったことがありますが、今回は走行距離を抑えめの余裕のあるプランにしてあるので、あちこち立ち寄りながらゆっくり進む予定です。
宇佐美海岸を快適に走っている時に気になるお店を見つけたのでUターンしてストップ。カフェのある蜂蜜屋さん「ハニーメリッサ」。ここで蜂蜜アイスを食べました。アイスの上に蜂蜜と蜂蜜に漬けたナッツが乗っており、チョコレートがかかった半乾燥のオレンジも添えられています。アイスはバニラとレモンシャーベットから選ぶことができます。私はレモンシャーベット。ライドの途中のおやつとしては最高ですね。
その後、伊東、川奈、城ヶ島を回り、昼食は伊豆高原のラーメン屋「わさらび」。スープがとても美味しいラーメンでした。
伊豆高原を過ぎると稲取まではもう20kmくらいです。のんびり走って稲取の港に午後2時半ごろ到着。「魚八寿司」というお寿司屋さんで金目鯛の握りずしのセットをいただきます。3630円(税込)と結構良いお値段ですが、金目鯛の握りの味は本当に別格。前菜に生ガキ、また金目のアラを使ったアラ汁も付いてきます。アラ汁は臭みが全くありません。
その後、稲取の街のスーパーマーケットMax Valueで、ビールや夜ご飯、次の日の朝食の材料を仕入れ、リアのトランクバッグに入れた保冷袋に突っ込んでキャンプ場を目指します。キャンプ場までの最後の3kmは伊豆半島らしいかなりの急こう配でしたが、なんとか足を付くことなく登り切ってちょうど午後4時にキャンプ場に到着。日没まではまだ2時間以上あるので、受付後まずはビールを一本。最後の登りがきつかった分だけビールが美味しいです。本日の走行距離は67.2kmでした。景色や途中の食事を楽しみながらのキャンプ旅ですと、走行距離はやはり60km~70kmぐらいが無理がなくてよいと思いました。
今回持って行ったテントは、10年以上使っているアライテントのトレックライズ2。そこそこ軽量、コンパクト、自立式のため設営も簡単でとても気に入っています。夏場はちょっと暑いのですが、今の時期ならベストです。
火を起こして焚火を作ったら、夕食の準備です。今回の夕食は、先日購入したばかりのパーゴワークスのトレイルポットを使って、チキン入りのペパロンチーニ。トレイルポットの使い勝手が想定通りに素晴らしくて美味しく作ることができました。焚火の中に突っ込んでもハンドルが長いため、安全に調理できます。
その後、しばらく焚火を楽しんで午後9時過ぎに就寝。充実した1日目でした。
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