【キャンプ飯】稲取でのキャンプ飯再現 鶏モモ肉のペパロンチーニ

4月頭に行った伊豆稲取への自転車キャンプでは夜ご飯はキャンプ場で自炊しました。大体自転車キャンプの場合、キャンプ場に到着する前にスーパー等で食材を買いだして自炊です。キャンプ場は周りに人家がない山の奥の方に作られていたりするので、食事の後に夜の山道を汗だくになりながら登ってくるのは辛いです。オートバイだと苦でもないですけどね。

稲取では、稲取の街にあるMax Valueというスーパーで鶏もも肉とニンニクを買って、あとは持って行ったスパゲティとスパイス、オリーブオイルを使ってペパロンチーニを作りました。本当は、作り方を現地で写真なり動画なりに記録する予定でしたが、暗くなってしまったり火を2つ使いながらの料理を記録するのはなかなか難しく途中であきらめました。

しかし、今回初めて外に持ち出したクッカーセット、パーゴワークスのトレイルポットの実力を紹介するにはなかなか良いレシピだと思うので、その時の料理を自宅で再現してみたいと思います。

実際に現地では、OD缶のシングルバーナーと焚火台の2つを使い料理を進めていきましたが、自宅のある住宅地で焚き火はちょっと厳しいので、焚き火の代わりにカセットコンロを使うことにします。

スパゲティを水に浸す

スパゲティの茹で時間を短縮するためにスパゲティをジップロックの中で水に30分ほど浸しておきます。スパゲティは自宅からジップロックに入れて持参します。乾麺なので重くないですし、コンパクトに収納できるのが良いです。

ニンニクを下ごしらえする

ニンニクは房をバラバラにして大きいものを4~5個使います。根元の固い部分は切り落としますが、皮は剥きません。皮が付いたままの房にナイフで切り込みを7~8か所入れていきます。これを行うことでニンニクに熱が入りやすくなり、香りがオイルに移りやすくなります。

鶏モモ肉を下ごしらえする

鶏もも肉は皮を取って、ぶつ切りにします。(皮は付いたままでもいいですが、油っぽくなりすぎるので取った方が良いと思います。)塩、胡椒、持参したスパイスをまぶして、15分ほどなじませておきます。スパイスはお好みでいいと思います。塩と胡椒を大目にすればスパイス無しでも大丈夫です。私はコストコの有機無塩シーズニングというスパイスが最近のお気に入りでよく使います。

フライパンでニンニクを炒める

炒めるというよりは「油で煮る」という方が正しいです。フライパンに持参したオリーブオイルを結構な量入れ、そこにニンニクの房を入れて煮ていきます。油の温度が高すぎるとニンニクが焦げて苦くなってしまうので、火加減は弱火から中火です。(ニンニクの房の皮を剥かないのはニンニクを焦げにくくするためです。)現地ではこれを焚火台で行いました。なるべく焚火台の端の方でじっくりと火が通るようにしました。

ニンニクに鷹の爪を加える

ニンニクから香りが出てきたら持参した鷹の爪を入れます。量は辛さの好みで調整します。

ニンニク、鷹の爪、オリーブオイルを一旦別の容器に移す

鷹の爪を入れてしばらくしたら、ニンニクと鷹の爪をオリーブオイルごと別の容器に移しておきます。トレイルポットの場合、クッカーの蓋を使うとちょうどよいです。

スパゲティを茹で始める

水に漬けてあったスパゲティを2つに折り、漬けた水ごとクッカーに入れ、塩を足してからシングルバーナーで強火にかけます。ここからはおよそ6~7分で程度で茹であがるので、残りの作業を急ぎます。スパゲティを2つに折ることに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、意外と食感も大丈夫です。

フライパンに鶏もも肉を入れて炒める

ニンニクを炒めていたフライパンを拭いたり洗ったりせずに、そのまま中に鶏もも肉を入れて炒めていきます。(フライパンには適度に油が残っているので油を入れる必要はありません。)鶏もも肉を炒めていく中で油が多く出てくるようならキッチンペーパーで吸い取ります。肉に大体火が通り表面が少し焦げてきたら、避けておいたニンニク、鷹の爪入りのオリーブオイルをフライパンに戻して肉になじませます。

ゆであがったスパゲティにニンニク、肉、オイルをかけて混ぜる

スパゲティが大体茹で上がったら、クッカーの中に残っている茹で汁の量を確認します。ほんの少しの茹で汁が残っているのが理想的です。水が多すぎるようでしたら余分な水を捨てて水の量を少なくします。茹で上がったスパゲティと少量の茹で汁の入っているクッカーの中にフライパンからニンニク、肉、オリーブオイルを入れて弱火で素早くかき混ぜ、味見して塩加減を調整し出来上がりです。

ビールに最高にあうスパゲティです。ニンニクもホクホクで美味しく食べることができます。(ニンニクの皮は食べるときに剥いてください。)

今回は自宅で作ったのでソレらしくお皿に盛ってみました。

コツは1)ニンニクの下ごしらえの方法、2)鶏肉を炒める際にニンニクと唐辛子を炒めてきたオイルを避けておくこと、3)スパゲティを茹でる際に塩を入れること、かと思います。

パーゴワークストレイルポットのクッカー、フライパン、クッカー蓋をすべて駆使することで美味しく作ることができました。想定通りの使い勝手の良さで満足です。

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