飛行機輪行の準備 ③ 重量のコントロール(救世主はSea to Summitウルトラシルダッフルバッグ)

飛行機輪行に向けての最後にして最大の難関は「重量コントロール」です。

JALの預け入れ荷物の重量制限は20kg(個数は制限なし)

https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/checked/

機内持ち込み分の重量制限は10kg(身の回り品1個と手荷物1個)

JAL | 機内持ち込みお手荷物(お手荷物)

つまり、飛行機輪行を行う際の自転車、荷物は合計で30kg以内に収める必要があります。追加料金を払えば、預け入れ荷物に関しては超過しても問題ないですが、荷物を増やして超過料金を毎回払うよりも、30kgを満たすように装備をまとめるほうが自転車での走行にもメリットが大きいですし、浮いたお金で食事をちょっと豪華にする方が満足感が高いです。

そこで、まずはフルフルの装備が30kg以内に収まっているか実際に自転車に積んで計測してみます。もし、総重量が30kgを超えているならば、何かを減らす必要があります。もし、総重量が30kg以内に収まっているのであれば、あとは自転車+預け入れ荷物を20kg以内にして、残りを機内持ち込み手荷物にする最適な方法を考えればよいことになります。

そんなわけで、長崎輪行のための装備をすべてパッキングして自転車に取り付けてみました。

この状態で重量は28kgでした。なんとか総重量30kgの枠には収まっていて一安心。持っていくべきものは全部持っていくことができます。しかし、最低8kgは持ち込み荷物にする必要があります。8kgは完全に想定外です。もともとの計画は以下の通りでした。

【預け入れ荷物】

  • 輪行バッグ:自転車(フレームバッグを付けた状態)を収納
  • IKEAのフラクタバッグ:パニアバッグ、フロントフォークバッグとその中身を収納

【機内持ち込み手荷物】

  • トランクバッグ:ハンドルバーバッグとその中身を収納

残念ながら、これでは預け入れ荷物が24kg以上になってしまいます。

そこで、機内持ち込み手荷物用に軽量なパッカブルバッグを一つ用意し、その中に8kg分の荷物を映してしまうことにしました。選んだバッグはSea to Summitのウルトラシル ダッフルバッグ40Lです。現地でのライドの際の負担にならないように超軽量かつ小さくパックできるバッグを探したのですが、さすがSea to Summit。軽さ、畳んだ時の大きさ、ダントツでした。(重量80g。たたんだ時の小ささは下の110サイズのOD缶と並べた写真を見てください。)

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まずはトランクバッグ、ハンドルバーバッグ、着替え、寝袋、テント、マットから始めましたが、8kgを達成するためにはその他いろいろ追加していく必要がありました。結局、写真のように大量の荷物を手荷物として持ち込むことになってしまいました。

これでもようやく8.7kg。持ち込み手荷物の中身がかなりいろいろなのでセキュリティで質問攻めにあいそうです。

最終的に預け入れ荷物として残ったのは、パニアバッグ(左右)、フォークバッグ(左右)、機内には絶対持ち込めないナイフやノコギリ、それにクッカー・バーナーセット、チェア、テーブルくらいになってしまいました。片側のパニアバッグに全部入ってしまうくらいの量です。テントポール、ペグ、ペグハンマーはフレームバッグに入れ自転車に装着した状態で輪行袋に入れます。

最終計量の結果は、預け入れ分(自転車含む)19.4kg、手荷物分8.7kgと何とか既定の重量に収まっているはずですが、万が一預け入れ時に20kgを超えてしまったら、1キロ当たり440円の超過料金となります。1キロぐらいならあきらめることにしましょう。

自宅から空港までは電車での輪行となります。その際は輪行袋、IKEAフラクタバッグ、トランクバッグに荷物をまとめ、空港に到着してからSea to Summitのバッグを広げて、荷物を詰め替える作業が発生します。早朝のチェックイン前にはできれば避けたい作業ですが、まずはこの方法を試してみることにします。

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