グラベルロード用輪行袋を修理しよう

今グラベルバイクで使っている輪行袋はオーストリッチのEmu E-11という29インチのMTB用の輪行袋です。ホイールベース長い、ハンドル幅広い、そしてタイヤも太いグラベルバイク、さらに私の場合はリアキャリアも付いているので、通常のロードバイク用の輪行袋にはとても収まりません。(参照記事:「リアキャリア付きのグラベルバイクで輪行はできるのか?」)

E-11 輪行袋 | OSTRICH(オーストリッチ)公式ホームページ|自転車用バッグ、輪行袋、自転車用アクセサリの製造|アズマ産業株式会社
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グラベル用輪行袋が破れてきた

今年の2月から使い始めてほぼ5か月。その間に鉄道輪行2回、飛行機輪行4回となかなかの稼働率です。この輪行袋、大きさの割には軽量(本体330g)かつ収納袋に入れれば結構コンパクトになるので、輪行で行く自転車キャンプ旅にはかなり適しているのですが、反面、袋の布生地は結構薄いんです。メーカーホームページに「材質 NL70D/PUC」と書かれているため、PUコーティングされた70デニールのナイロンが素材と思われます。そのため、利用している内に生地に傷がつくとそこから裂けてきます。

私の場合はまずはリアのスプロケットが当たる部分にスプロケットの歯で傷が入り、その傷が原因で何か所か裂け目が入りました。(私はディスクブレーキローターの曲がりを避けるためローターを内側にしてフレームとホイールを組み合わせ輪行袋に収納します。)

次にフロントフォークのアクスルが当たる部分に傷が入り、そこから穴が空き、フロントフォーク先端が飛び出るようになってしまいました。

破れた輪行袋を自分で修理

消耗品であることはある程度しょうがないものの、やはり1年くらいは持ってほしいので、自分で修理してみることにしました。

利用したのはアマゾンで見つけたGELAISIというブランドの「ナイロン補修シート 約20x30cm 2枚入り」

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20cm x 30cmのナイロンの補修生地が2枚入って約800円とかなりリーズナブルです。これを輪行袋の破れたところに内側から貼って裂け目を塞ぐのですが、補修生地の裏には糊がついていて、台紙を剥離してペタっと張り付けるだけですのでとても簡単です。実際の裂け目よりもかなり大きめに切り出して貼り付けることで、裂け目が広がっていくことを防ぐようにします。高いものではないのでけちけちせずに使うことにしました。スプロケでできた裂け目には20cm x 30cmの生地を半分に切ってそのまま利用しました。

補修生地の厚みは40デニールとかなり薄いのですが強度はそれなりにありそうに見えます。(実際の耐久性はまだわかりませんが)

フロントフォークの先端が当たるところは、完全に穴があいていたので、スプロケの裂け目を塞いだ残りのシートをさらに半分(15cm x 10cm)にして、表と裏の両方から貼りました。

スプロケットカバーも導入

追加の対策として、リアスプロケットには定番のオーストリッチのスプロケットカバーを付けてから輪行袋に仕舞うようにします。補修生地は20cm x 30cmのシートがまだ丸々1枚残っているので、あと2~3か所修理できます。限定的な延命効果しかないことはわかっていますが、なんとか今年いっぱい乗り切れればいいと思います。

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