網走地方キャンプ旅3日目(ライドは2日目)の模様
起床、撤収、出発
6時起床。
いつものように買っておいたパンとコーヒーで簡単に朝食を済ませとっとと撤収。
7時半に出発です。今日の予定はサロマ湖から内陸部を走り北見を経由して美幌のキャンプ場までの74km。距離は短いですが、途中何か所か峠があり獲得標高875m。(Ride with GPSのアプリでトンネル補正がちゃんとできていないようなので実際はもう少し低い)
しかし、昨日のパンクで予備のチューブを使ってしまったので、万が一再度パンクに見舞われる可能性を考えると内陸部に入っていくのに若干不安がありました。今から考えれば、北海道の様な町と町の間隔が広い地域で複数日のライドをする場合は、予備のチューブは最低でも2本持ってゆくべきだったと思います。一本しか持っていなかったチューブを使ってしまった後の不安感は結構なものです。
そこで、まずは佐呂間町まで比較的なだらかな牧場地帯を走り、佐呂間町のホームセンターで700cか27インチのチューブが売っていないか確認。チューブが手に入ったら予定通りさらに内陸に入り北見に向かう、チューブが手に入らなかったら昨日通ってきた常呂町に向かうことにします。
佐呂間町までの道はのんびりした気持ちのいい道でした。
チューブを求めてルート変更
佐呂間町のセブンイレブンで補給食と水を仕入れ、近くのホームセンターに開店と同時に入店。自転車チューブを探します。自転車のチューブはありましたが残念ながら700cや27インチのチューブは売っておらず、ルートの変更を決定。下り基調の道を30kmほど走って常呂町のサイクルショップに向かいチューブを入手することにしました。常呂町のサイクルショップに700cのチューブがあることは電話して確認しました。
佐呂間別川沿いの道道103号を北上していきましたが、向かい風が若干きついものの川や畑の景色が素晴らしくて楽しんで走れました。
しかし、今日も快晴でとても暑くて湿度が高いです。本来、この旅は北海道での快適避暑サイクリングのはずでしたが、前回の山口県に続き修行感満載になってしまいました。平均時速18km程度とのんびりしたペースで進みます。
常呂町でチューブゲット
昨日ホタテ貝を買った浜佐呂間の斎藤商店の前を通り常呂町に向かいます。丁度正午あたりにあらかじめ電話しておいた常呂町の「サイクルショップいとう」に到着して無事に700cのチューブをゲットし、しばらく店主の方と自転車談義。店主曰く「旅の自転車はウチのような田舎の自転車屋でも修理できるようにパーツとかは最先端じゃない方がいいよ」。全く同意です。たとえば、現時点では油圧ディスクブレーキの予備パーツを置いてない自転車屋の方が圧倒的に多いと思います。それがワイヤー式のブレーキならば汎用的なワイヤーやパーツで修理できる可能性が高くなります。(そんなわけで私はNesto Gavelにはワイヤー式のディスクブレーキを選びました。)ちなみにサイクルショップいとうさんはレンタルサイクルもやっているようです。
チューブを手に入れて一安心したので、常呂町の海岸で休憩。
ホテル泊に変更、網走に戻る
そこでもう一つ予定を変更しました。計画では今日の夜は美幌のキャンプ場でキャンプの予定でしたが、ルート変更のためこの時間から美幌に行くのはかなり頑張る必要があります。それはこの暑さの中ではかなり厳しい。また、昨晩の蚊の猛襲を思いだすと、今夜も蚊を気にしながらキャンプ泊をするのはかなりストレスになりそうなため、思い切って網走に一度戻ってホテルに泊まることにしました。すぐにネット上で今夜泊まれる比較的安価なホテルを探し「ドーミーイン網走」を予約。網走到着した夜には行けなかった地元の居酒屋にも楽に歩いて行けそうなロケーションで、あと半日自転車を頑張ってこぐモチベーションが若干復活です。
常呂町から網走までは昨日通った網走常呂自転車道を戻る感じです。来たときは網走から能取湖をぐるっと回ってきたのですが、帰りは自転車道をそのまま最短距離で網走まで走ります。しかし、この区間もとても暑い。日差しも強いし湿度も高い。汗だくになりながら頑張って漕ぎ続けました。
午後2時半過ぎに無事に網走の市街地に到着。
地元のお蕎麦屋さん「浜長」で遅い昼ご飯にします。お蕎麦屋さんでしたが、私の好きなチキンカツスパゲティがあったのでそれを注文。私にとっての北海道の味の一つでやはりとても美味しい。
その後、予約してあったドーミーインにチェックイン。まずはフロントでお願いして、昨晩のキャンプで出たごみ(主にホタテの貝殻)を捨ててもらいました。嫌な顔一つせずに対処してもらい感謝です。網走に限らずドーミーインの良いところは大きな温泉が付いているところです。暑いなか1日自転車に乗って汗でべとべとでしたが温泉ですっきり。今日は温泉付きのホテル泊に変更して大正解でした。この暑さの中でもう一泊キャンプしていたら果たして明日も一日自転車乗る元気があったかどうか。さらにコインランドリーで2日間のウェアなどを洗濯。これもホテルに泊まる大きなメリットの一つですね。
居酒屋最高
夜はホテル近くの居酒屋「酒縁酒場・屯々」でニシンやホタテの刺身やサバ浸しの焼き浸しなどを本当に美味しくいただきました。こちらのお店は「出汁にこだわっている」ということで焼き浸しなど出汁を前面に出したメニューが多かったですが、確かにとても美味しい出汁でその中に美味しい食材が浸っているわけですから最高です。食気持ちよく晩酌を済ませ、ホテルに戻り9時半ごろ早めに就寝しました。
ルートや予定を大きく楽な方に変更しましたが、終わってみれば走行距離は88.5kmと昨日(88.3km)とほぼ同じ走行距離でした。
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