輪行キャンプ装備をさらに1kg以上軽量化するぞ

ホイールの耐荷重は増やしました。次はキャンプ装備のさらなる軽量化を行ってゆきます。これまでも結構頑張ってUL化に勤しんできたので削りしろはあまり大きく無いですが、マイナス1kg目指していきます。

まずはバーナー、今まではOD缶用のSOTOのアミカスにCB缶用ののアダプターをつけて利用していました。飛行機にはOD缶であれCB缶であれ、ガスボンベは持ち込めないため、現地のコンビニや100円ショップで入手しやすいCB缶を露葉できるようにするためです。アミカスとアダプターのセットで226g。目くじらを立てるほど重いわけでは無いのですが、今年の4月に同じくSOTOから画期的なCB缶バーナーが発売されたため、飛びつきました。

新しいCB缶バーナーST-350は重量135g。この軽さとコンパクトさですでに大人気のようですね。3本ですが大きめの五徳でクッカーを乗せた時の安定も良さそうです。お値段は購入価格でほぼ10000円と少々高めですが、入れ替えるだけで90g減となるのは魅力的すぎました。アミカスはかなり使ってイグナイターも壊れて取り外して使っていたので、予備に回すことにします。

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次はシュラフ。これまでは初夏から秋にかけてはモンベルのダウンハガーの#5を使ってきました。確か購入したのは10年以上前で、ヤレヤレでダウンも抜けてきており、寿命といっても差し支えない代物です。スタッフバッグに入れた重量は約500g。これをSea to SummitのSpark Sp0に変更しました。Spark Sp0は225gですので270gの軽量化になります。収納時の大きさもとてもコンパクトで省スペース化にも貢献してくれます。

Sea to SummitのSparkシリーズはこれでSp0、Sp2、Sp2と揃い、快適温度で4℃~14℃までカバーできます。ダウンウェアやインナーシュラフを組み合わせたり掛布団の様に使うことで、春夏秋冬カバーすることができるようになりました。温度帯にあったシュラフを使うことは荷物をコンパクトかつ軽量にまとめるためには重要だと考えています。シュラフが薄すぎて寒くて寝ることができないのは論外で、とはいえ厚すぎるシュラフは嵩張るし重量も増加します。結局、暖かく寝ることができる範囲で最軽量のモノを選ぶためには3種類揃えることになりました。Sparkシリーズは水濡れにつようダウンが使われているらしいので、シュラフカバーを持っていく必要がないことも軽量化に貢献します。(Sparkシリーズは最近モデルチェンジがあり、Spという名称のものはすで流通在庫のみとなっているようです。新しく「Spark(対応温度)(例、Spark 7C」という名前のシリーズに替わっています。)

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今回はサイクルウェアの軽量化にも手をつけます。今までは少なくとも1揃いのトップインナー、サイクルジャージ、ビブショーツ(寒い時期はビブタイツ)、ソックスを持っていっていましたが、まとめると結構な荷物になります。特にビブショーツやビブタイツは嵩張ります。そこで、一般的には推奨されていませんが、ビブショーツの下に薄いブリーフを履いてそれを毎日着替え、ビブショーツの替えは持たないことにしました。さらにジャージも2日程度であれば続けて着てしまうことにして替えを持ちません。流石にインナーとソックスは1日分の替えはもっていきます。これで2日間の走行までは対応できそうです。それ以上の日数の場合はなんとか洗濯する方法を探すことにします。サイクルジャージやビブショーツは軽量な化繊でできているので、それらを減らしてもあまり軽量化できないのでは?と思いますが、実際計ってみるとジャージ+ビブショーツ1組で420gあり、期待していた以上の軽量化となりました。

そして最後はキャンプチェア。今まではずっとヘリノックスのチェアゼロを使ってきました。実に軽くて収納袋込みで510g。これを、同じくヘリノックスのグラウンドチェアに変更します。グラウンドチェアは持っていたのですがいつもチェアゼロばかりを使ってきたので、ほとんど使用していていませんでした。座面高がチェアゼロよりも低くより安定している感じです。が、実はグラウンドチェアは640gとチェアゼロよりも130gも重たくて、それがいままであまり使っていなかった理由の一つです。ですので、この変更は一見軽量化に逆行しているのですが、それでもグラウンドチェアに替えた理由はそれぞれの仕舞寸法にあります。

チェアゼロの仕舞寸法は幅10×奥行き10×高さ35cmです。一方グラウンドチェアの仕舞寸法は幅30×奥行き11×高さ11cm。どちらも正規代理店のモンベルのページの記載ですが、なぜ幅と高さの扱いがそろってないのかは不思議ですが、ポイントはグラウンドチェアの方が長辺が5cm短いという点です。で、私の場合、その差がパニアバッグの選択につながります。

左 グラウンドチェア 右 チェアゼロ

長辺30cmのグラウンドチェアならオルトリーブのグラベルパックという小ぶりなパニアバッグが使えます。長辺35cmのチェアゼロだとグラベルパックは高さがキツキツで、バッグの口を閉めるのが毎回一苦労です。そのため今までは主に一回り大きい同じくオルトリーブのバックローラープラスを使ってきました。しかし、グラベルパック(1160g)とバックローラープラス(1680g)のバッグ自体の重量差が驚きの520g。チェアの重量差(130g)を相殺しても、グラウンドチェア+グラベルパックの組み合わせにした方が390gも軽くなるのです。

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左 グラベルパック 右 バックローラープラス

以上を合計すると、バーナー(90g)+シュラフ(270g)+ウェア(420g)+パニアバッグ(520g)-チェア(130g)=1170gで、目標の1kgはクリアです。ホイールの耐荷重を増やしたことと合わせて、キャンプフル装備での走行時の不安を減らすことができました。

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