【飛行機輪行】沖縄本島二泊三日(一日目)

新しいホイールと軽量化した装備で、沖縄本島へ2泊3日のキャンプ旅に行ってきました。

1泊目キャンプ、2泊目は翌朝の飛行機が午前中のため空港の近くのホテル泊としました。

いつもの通り、自宅から最寄り駅まで家人に車で送ってもらい、電車で羽田空港に向かいます。行きの便はJAL905便那覇行き。チェックイン時に自転車と預け入れ荷物を軽量したら合計23.2kgでした。無料枠での制限は20kgなので、テントや寝袋などの入ったグラベルパックの片側を預け入れ用のバッグから抜いたらちょうど20kgでなんとか制限内に収まりました。抜き出したグラベルパックの片側は持ち込み手荷物とします。係りの方にお願いして、機内持ち込み手荷物の重量も計らせてもらったら4.6kgでした。ということは、今回の私の自転車・装備の総重量はおよそ28kgということになり、当面はこの重量を基準とします。

フレームバッグ、トップチューブバッグなど装着したまま輪行袋に入れた自転車は23.2kg
グラベルパックの片側3.2kgを外して、預け入れ荷物がちょうど制限いっぱいの20kg
もともとの持ち込み手荷物は4.6kg

保安検査場を通過後、搭乗までにやや時間があったので、朝食に蕎麦を食べ、その後ラウンジでコーヒーを飲んでから搭乗しました。

定刻より若干遅れて那覇に到着。天気は快晴です。ここのところ、キャンプ旅を予定していても天気が悪く中止することが続いていたので安堵感。那覇空港は多くの到着客で結構ごった返しの状態です。預け入れ荷物が出てくるのに30分近くかかりました。軽く時間の予定が狂いました。

自転車を組み立ててちょうど正午に出発。飛行機到着は11時ごろだったのですが、手荷物受け取りと輪行解除に1時間もかかってしまいました。

日差しの割には暑くなく快適です。まずは腹ごしらえ。空港側から那覇市街に入る橋を渡ってすぐに右折。ドンキなどの前を通って、あらかじめ調べておいた沖縄そば店「すーまぬめぇ」に向かいます。ほぼほぼ平坦な道を8kmほどで到着。普通の民家のような佇まいで、どこに自転車を止めようか考えていたら、中からお店に方が出てきて駐輪場所を案内してくれました。

すーまぬめぇ (安里/沖縄そば)
★★★☆☆3.68 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

天気も良くさわやかでしたので、屋外の席(屋根はある)を選び、3種類の肉が入っている「スペシャルそば」を注文しました。3種類の肉とは、三枚肉、テビチ(豚足)、ソーキです。メニュー左にある「じゅーしー」とは沖縄の炊き込みご飯のことだそうです。実はこの時は何だか知らず、勝手にジュースの様なものだと思って見送ってしまいました。知っていれば絶対頼みました。

すぐに着丼。文句なしに美味しいですね。コクがたっぷり。昨年石垣島で食べた八重山そばもかなりの美味しさでしたが、味の系統が違う感じです。どちらかといえば塩味で野菜がたくさん入っていた八重山そばに対して、こちらは薄口の醤油っぽい感じで肉以外のトッピングはあまりなくシンプルです。とにかく、スープも肉も麺も全て美味しかったです。良いランチでした。

その後は南東に進み奥武島の辺りで海岸線に出ます。奥武島に渡る橋の手前から海岸沿いに伸びる防波堤沿いの雰囲気の良い細い道があったので侵入します。正解。一応コンクリート舗装はしてあるもののところどころ砂が溜まっていて、グラベルバイクでなければ走行がむずかしいような道です。防波堤も低く海がきれいに見えました。

その後は国道331号に戻ったり、海岸沿いに戻ったり、気ままに走りながら知念岬の手前まで進みました。そこからは急な坂を登って国道に再度合流の予定でしたが、「崖崩れのため通行止め」に遭遇。

仕方なく手前の別の道から国道まで登りましたが、迂回に使った道もかなりの急坂で途中で休憩を入れながら登り切りました。

幸い通行止めの迂回からは下りと平坦でした。途中、中城(なかぐすく)の海岸に近い道は工業地帯の中を通っており、中小規模の工場が道のわきに並んでいました。沖縄というと「リゾート」のイメージが強く、この日の走行でも途中まではきれいな海を右手に緑の中を走るまさに離島リゾート感がいっぱいでしたが、考えると沖縄地方は本州や九州からはそれなりに離れているので、必要なものは沖縄でつくる必要も大きいのでしょうね。そのために工業地帯があるのは当然だな、と妙に納得しました。

コンビニでの休憩1回で走り切り、沖縄市比屋根(ひやごん)の沖縄県総合運動公園オートキャンプ場に5時過ぎに到着することができました。場所柄、季節柄、まだ陽の光はたっぷりあり、設営の最中に暗くなることはなさそうです。

海沿いの大きな公園の中にあるきれいなキャンプ場です
オートキャンプ場 | 沖縄県総合運動公園

受付を済まし、予約していたサイトで荷物を下ろすとあっという間に蚊の猛攻に会いました。私はとにかく蚊が苦手なので、すぐに蚊取りマットと蚊取り線香を炊き、強力な虫除けスプレーを身体やビブショーツに塗りまくり、何とか凌いでテントの設営を終えましたが、それでも数か所は刺されてしまいました。その時点で蚊と戦いながら自炊する気力はなくなり夕飯は外食に決定です。

幸い、泡瀬というかなり大きな街まで自転車5分程度でしたので、見つけたラーメン屋でつけ麺(美味しかった)をいただき、近くのダイソーで追加の蚊取り線香、スーパーでつまみと朝食を買いだしてキャンプ場に戻ったころにはすでにあたりはかなり暗くなっていました。

鶏だし工房 Garyu-ya (沖縄市/つけ麺)
★★★☆☆3.30 ■予算(夜):~¥999

キャンプ場は程よく人もいて過ごしやすい雰囲気でした。まずはシャワー。その後、蚊取り線香を自分の周り4か所で炊いて結界を作り、その中心で焚火を起こします。

そして、いつものように持ってきたウイスキー、買ってきた氷とソーダでハイボール。キャンプで飲むハイボールは間違いなく美味しくて何倍でも飲めてしまいますね。この日も5杯ほど飲んで気持ちよくなったので就寝することにします。

寝る前の歯磨きのため洗面所に行った際に「ハブに注意」の張り紙発見。「出没が多くなって」いるそうですが、寝ている間はどうすることもできませんね(笑)ただ、昼間、通行止めのところで自転車を押して草むらに突っ込んでいかなくて本当に良かったと思いました。

暑すぎず、寒すぎず非常に寝やすい気候でぐっすり眠ることができました。

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