【飛行機輪行】高知三泊四日(三日目)

高知キャンプ旅、3日目です。

今日は土佐昭和の三島キャンプ場から、四万十川沿いに中村駅までライド、中村駅から鉄道で高知に戻る計画です。距離は60km弱です。

起床は朝5時半。周りが明るくなるのを待ち、テントから出てコーヒーを淹れます。天候はややどんよりとした曇り空ですが、雨の心配はなさそうで一安心です。昨日買いだしておいたパンで朝食。ここら辺は毎回の定番の流れですね。

サイトを撤収してゴミ捨てをし、午前8時に出発です。おばちゃんはまだ出勤していないようでした。今日のルートは四万十川沿いに河口近くまで行くので、当然下り基調。距離も60kmと短くて時間に余裕があります。途中、四万十川名物の沈下橋など立ち寄ってみたいところもあるので、いつもより観光要素大目で行く予定です。

出発してまず気付いたのが、「とても湿度が高い・・・」ということ。出発時は曇が優勢で肌寒く感じるほどでしたが、空気の湿り気はたっぷり。私の苦手な天候です。

30分10kmほどで「道の駅四万十とおわ」でトイレ休憩。昨日買っておいたビタミン強化の野菜ジュースを飲んで気合を入れます。そのあたりから晴れ間が覗くようになり、しばらくすると晴天に。気温もどんどん上がってきました。湿度が高いのは変わらずで身体への負担が増えてくるのを感じたので、ややペースを落として進みます。

道路沿いの斜面の苔が湿度の高さを物語っています。

出発して35㎞ほど進むと、カヌーをやっている友人からおすすめされた「口屋内沈下橋」(屋内大橋)に到着しました。四万十川の沈下橋で2番目の長さの橋で「これぞ沈下橋」という佇まいの良い橋でした。橋の上と袂で記念撮影。四万十川は水量がとても豊富で思っていたより流れが強い印象を受けました。カヌーで下る場合、私が今日4時間くらいで走ることを予定している行程とほぼ同じ行程を4日かけて下るということです。とてもゆったりとした時間を使って川の上を進んでいくのはちょっとうらやましいですね。

気配はまだまだ夏です。飛び込んで泳いだら気持ちよさそうなくらいでした。湿度と暑さのせいでいつもより体力を消耗してしまっているようです。

その後もいくつか沈下橋を眺めたり、川沿いの木陰で休憩したりしながら進んで行きました。

勝間沈下橋。ここもきれいな橋でした。カヌーの人たちがいます。

予定では中村駅15:13発のあしずり12号に乗れるように13時頃に中村駅周辺に到着し、昼食とキャンプ道具の発送、輪行準備を行うようなスケジュールを考えていました。しかし、疲れを感じていたため、あまり脇道などに入らずに計画通りの本線を進んでいたら、途中で、どうやら1本早い13:13発のあしずり10号に乗れてしまいそうなことが判明。早くホテルでゆっくりとしたいと考え計画変更です。

とはいえ、そこから特に急いだというわけではなく、比較的のんびりとペダルを漕いで行きましたが、11:30頃無事に中村駅に到着しました。走行距離は60km。休憩や写真を撮りながら約3時間半ではしってしまうことができたので、やはり川沿いに下る道はペースが早くなりますね。

駅に着いたら、まずは駅前のコンビニからパニアバッグとフォークバッグに入れたキャンプ道具と必要のない衣類を大きなバッグに詰め込み、宅急便で自宅に向けて発送します。

その後、駅前のスペースで輪行準備。残念ながら駅近には手早く昼食を摂れる飲食店はなさそうでしたので、駅構内の地場産品を売っているお店で、パンとソーダガツオのオイル漬けを買い待合室で食べました。併せて、奥さんから頼まれていた高知産の塩「大粒天日塩 塩祐」をお土産に購入。

自宅に戻ってから食べてみましたが、塩辛さはしっかりありつつも、まろやかで非常に美味しい潮でした
大粒天日塩 塩祐 - 宿毛市
宿毛産土佐文旦・Buntan Juice・こだわりみかん

あしずり10号に乗車。

15:05に無事高知駅に到着です。今夜のホテルも初日と同じスーパーホテル高知です。今日はライドの後ですから初日以上に温泉がありがたかったです。ライドの後にホテルの泊まる場合は、どうしても温泉や大浴場のあるホテルを優先して選んでしまいます。

夕食は蓮池町通の繁華街まで出かけてラーメン。その後、ホテルに戻り、宿泊者用のウェルカムドリンクバー(無料でセルフサービス)でバーボンのハイボールを飲み、再度温泉に入って就寝。翌朝は高知駅発6:00の空港行きのバスに乗るため早めに就寝しました。

やや暑さと湿度が想像以上でしたが、太平洋、四万十川、キャンプ、現地の美味しい食事を満喫した良い旅でした。

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