【飛行機輪行】石垣島二泊三日(準備・移動日)

2025年最初の飛行機輪行キャンプ旅は石垣島です。

石垣島には2023年の6月にも輪行しており今回は2回目です。今まで、JALの「どこかにマイル」やタイムセールで何回も飛行機輪行で出かけていますが、自分の意思で同じ目的に2回行くのは石垣島が初めてです。それだけ1回目が楽しかったのです。

特に島北部の牛や馬の放牧地の中のグラベルトレイルは規模も環境も他ではなかなか体験することができないと思います。2か所のグラベルの合計およそ12km。どちらも海沿いを走る絶景のグラベルです。路面も荒れておらず、勾配も比較的なだらかで100%の乗車率。その体験が忘れられず今回再度訪問することにしました。

今回は古い自転車仲間(かれこれ30年の付き合い)のS君を誘ってみました。S君もモノラルGRに乗っており、私のモノラルGRも彼の紹介で購入しました。その経緯で最近は連絡を取ることも多く、誘ってみたら「ぜひ行きたい」とのこと。私は今までの飛行機輪行キャンプ旅はすべて一人でした。そもそも「飛行機に分解した自転車を持って乗って」、「1日80kmくらい走行して」、「宿泊はキャンプ」なんていう遊びに付き合ってくれる友人、知り合いはまずいません。今回は初めての2人旅ということで今までと一味違った旅になりそうです。

また、さらに今回は前回の旅でキャンプ場で知り合った現地に住むMさんとキャンプで合流させてもらうことにもなりました。前回Mさんとお話ししたのはほんの10分くらいだったのですが、その後インスタグラムでつながっており、彼のスマートなキャンプの様子などを見ては、楽しかった石垣島を思いだしていました。今回の計画中に彼に連絡を取ってみたところ、合流を快諾してもらい、今回の旅にもう一つ楽しみが増えました。

今回、S君のチケットはタイムセールで確保、私は自分のマイルを使って同じ便を購入しました。

おおまかな計画は以下の通り。

金曜日の昼過ぎの便で羽田から石垣島へ、その日は到着時にすでにキャンプ場の受付は閉まっているので、空港からバスで市街地のホテルへ向かい宿泊。

2日目(ライド初日)に島北部に向かい島東側のグラベルを2つ走った後に平久保崎灯台。その後西側の舗装路で伊野田キャンプ場まで南下しキャンプ泊。

3日目(ライド2日目)はキャンプ場から底原ダムまで登り、その後島の西側まで下り、米原ビーチ、さらに川平湾、御神崎灯台のある島西部の半島をぐるっと回って空港に戻ってくる予定です。

ライド初日のルートはほぼすべて前回走ったことのあるルートで、2日目も西側の半島以外は前回大体走ったことがありますが、石垣島の場合は同じ道を走ることになってもそれが全く気になりません。

自分の今回のテーマは「脱パニアバッグ」です。ここのところ、キャンプ道具は宅急便で現地まで送ってしまうパターンで楽をしていました。しかし、同じことを離島である石垣島では宅急便の料金が2倍近く、所要日数も3日かかるようですので、荷物をなるべくコンパクトにして自分で持ち込むことにしました。

まずは、いつもリアキャリアに積んでいたオルトリーブの小型パニアバッグ「グラベルパックQR」に入れていた荷物を大き目のハンドルバーパックとフレームバッグに分散します。リアキャリアとトランククーラーバッグも外し、サドルバッグで代替できないか試してみましたが、これはさすがに厳しくて、いままで通りリアキャリア+トランククーラーバッグは利用することにしました。

出発前にフル装備して試走。

ハンドルバーパックはUSWEのハンドルバー ロールトップバッグ+ホルスターを利用しましたが、9Lの防水のバッグにテント、グランドシート、マット、シュラフ、ピロー、ペグの就寝セットをすべて入れることができました。キャンプ場到着まで取り出す必要がないものをまとめて収納することができたので、パッキングの構成がわかりやすくなりました。

ハンドルバー ロールトップバッグ+ホルスター USWE(ユースウィー)
ドロップハンドルの間にピッタリ収まる防水バッグ

フレームバッグは、これまで使ってきたR250の2Lくらいのものから、こちらもUSWEのフレームバッグ Lサイズ(3.4L)にサイズアップ。こちらには長尺を活かしてテントポール、ペグハンマー、ランタンスタンド、調理用ナイフとキャンプ用のチェアも入れることができました。

(写真には写っていますが、今回はバトニング用のモーラナイフは持っていきませんでした。)
フレームバッグ Lサイズ USWE(ユースウィー)
ほとんどのフレームにフィットする防水バッグ

とはいえ、いつも自転車キャンプの時に使っているヘリノックスのチェアゼロやグランドチェアでは仕舞寸法が大きすぎてフレームバッグに入れることはできないため、今回はコチラのチェアを新調。

KVASS アウトドアチェア

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重量は500gちょっとですので、ものすごく軽いというわけではないですが、収納時の寸法が直径8cmx長さ32cmと非常にコンパクトでフレームバッグに余裕で入ります。作りもシンプルなため堅牢性、耐久性も良さそうです。組み立てて座ってみても不安な感じがしません。そして値段!私が購入した2024年12月ではアマゾンで驚きの1664円。ヘリノックス1つの値段で7個とか買えます(笑)。ヘリノックスと比べると背もたれがないのが欠点といえば欠点ですが、他の利点が大きすぎて気になりません。キャンプの夜って結構ちょこちょこと動き回るし、焚き火の世話や料理など前かがみでやる作業も多いので、チェアの背もたれの有無は絶対的な要件ではないかなと思います。

そして、大容量のハンドルバーバッグとフレームバッグの素晴らしいところは、どちらも自転車に装着したまま輪行袋に収納してしまえるということです。結果として、自宅から空港までの電車移動では、輪行袋とトランククーラーバッグ、そして小さなサコッシュ1つです。ハンドルバーパックとフレームバッグに入らなかった荷物(着替えやクッカー、走行時にそれらを入れるフロントフォークバッグ)はトランククーラーバッグに全て収納することができました。これなら目論見通りに宅急便を使わずに済みます。

羽田空港に行くまでの鉄道輪行はこんなスタイルです。非常にコンパクトに持ちやすくまとまりました。

第1ターミナル南ウイングの自転車を預け入れる特殊手荷物カウンターでS君と待ち合わせしました。私が到着した際にS君はすでに自転車の預け入れが完了していたので、私もすぐに手続きをします。

ハンドルバーパック、フレームバッグを装着したままの自転車を入れた輪行袋の重量は16.4kg。JALの国内線の場合、20kgまでは追加料金なしで預け入れることができるので余裕でクリアです。

S君は今回の輪行様にオーストリッチの輪行袋「L-100エアロ&ワイド」を新調していました。

L-100 輪行袋エアロ&ワイド | OSTRICH(オーストリッチ)公式ホームページ|自転車用バッグ、輪行袋、自転車用アクセサリの製造|アズマ産業株式会社
OSTRICH(オーストリッチ)/アズマ産業株式会社は...

この輪行袋は縦型としても横型としても使えるタイプで、最大のメリットはハンドルを切らずに収納できることです。床に置くときなどは横置きにすると、グラベルの幅の広いハンドルとサドルが地面に接地し、とても安定が良いです。私はリアキャリアをつけたままの自転車を運ぶために、29インチMTB用の巨大な縦型輪行袋を使っていますが、荷物の背も高くなり地面に置くときはバランスが崩れて倒れてしまわないかヒヤヒヤしています。反面、「L-100エアロ&ワイド」は荷物としての幅がハンドル幅となるため、持ち運びや置いておく際にそれなりのスペースを必要とします。どちらも一長一短ですね。

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飛行機の預け入れ荷物とする際、普通の縦型輪行袋は必ず横倒しにされるため、(一応上にして欲しい面の指定はしますが)フレームやディレイラーが痛む可能性がありますが、「L-100エアロ&ワイド」だとハンドルとサドルが下に来る横置きの状態で積んでもらえるのではないかと思うので、トラブルの可能性は少なくなるかもしれません。(見えない場所で扱われるのであくまでも想像です。)

石垣国際空港で自転車を受け取り、路線バスで予約したホテルのある市街地に向かいます。普通、空港から市街地へ向かうバスは専用のリムジン系のバスが多いと思うのですが、石垣空港の場合は路線バスとリムジン系の市街地直通バスの両方があります。私たちが予約していたホテルは市街地の空港寄りのハズレでしたので、リムジン系のバスに乗ると市街地中心部に到着してから、再び路線バスに乗って数キロ戻るか、自転車を組み立てて自走する必要があります。そこでホテルの目の前のバス停に停車する路線バスに乗ったのですが、これが想定外に大変でした。

普通、空港のリムジン系バスの側面に大きな荷物室のある車体が使われていることが多く、輪行袋は最初にそこに預けて身の回りの荷物のみで乗車できるのですが、路線バスには荷物室がありません。そのため輪行袋は車内に持ち込むことになります。バスが空いていれば問題はないのですが、平日夕方の路線バスなので、途中乗客が結構乗ってきて市街地手前からはほぼ満員です。現地の人たち、スーツケースを持った旅行者たち、そして私たち2人は大きな輪行袋を持っていたりで、結構肩身が狭いというか、身動きが取れない状況のまま目的地のバス停に到着してしまいました。私たちは車両の中間の後部ドアの辺りにいたのですが、料金が後払いのため前部ドアからしか降車できないようです。

しかし、輪行袋(特にS君の幅広のモノ)を持って満員の車内を前のドアまで移動するのはあまりにも無理そうで、仕方がなくバス停に到着したときに大きな声で運転手に「荷物が大きいので後ろから下ろしてください。その後、外から前に回って料金を払います」とお願いしてことなきを得ました。親切に対応していただき助かりました。空港からタクシーを使えればよかったのですが、事前に調べた限り2つの輪行袋を運べるようなタクシー車両はありませんでした。(団体用の9人乗りハイエースはありましたが、コスト的に現実的ではありませんでした。)

ホテルは「リゾートイン石垣島」。アパートを改造したような作りですが、部屋は広くて掃除も行き届いており快適でした。1月末はシーズンオフなので、宿泊費は2人で6000円とお財布に超優しいです。

ホテルリゾートイン石垣島【公式】
沖縄石垣島のホテル宿泊予約はホテルリゾー...

チェックイン後ちょっとだけ休んでS君が予約した徒歩圏内の居酒屋に行き夕食。まるで観光客は相手にしていないような超ローカル店で趣深い感じ。刺身にハイボールなど楽しんで、帰り道にホテルの前のスーパーでフルーツやお酒などを買い部屋で飲み直してから就寝。

ちなみに居酒屋に行く途中に見た空港からの路線バスはガラガラでした。空港でバスを一本遅らせるだけで全然違ったんだろうね、とS君と妙に納得しました。次回同じパターンがあれば教訓を活かせます。

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