2月のある週末に自転車キャンプの予定を入れてましたが悪天候で中止。3月の週末もやはり悪天候で中止。今年に入ってからデイキャンプ以外は全くキャンプ旅に出掛けていません。
そんな鬱々とした気分をキャンプ道具の購入で晴らしているわけではないのですが、先日クッカーのセットを入れ替えました。これまで使っていたのは次のようなセットです。
・エバニューのチタンクッカーセット
・SOTO のアルミクッカーセットのポットだけ
・キャプテンスタッグのラーメンクッカーリフィル用
・SOTOクッカーの蓋として使うステンレスの皿
このセットで、炊飯や簡単な炒め物など大体のことはできていたので、十分と言えば十分だったのですが、ステンレスのラーメンクッカーとSOTOポット用の皿が結構ずっしりと重いこととチタンクッカーのフライパンが焦げつきやすいことは改善ポイントと考えていました。それでも、それらの問題は特に致命的というわけでもないため、結局そのままにしていたのですが、最近ウェブを見ていたら自分にとっては理想的と思える新製品を同時期に2つも見つけてしまったので、勢いで両方とも購入してしまいました。
それがこちらのパーゴワークス トレイルポットとエバニューMP500 Flatです。
パーゴワークス トレイルポット
今年の1月に発売されたパーゴワークス トレイルポットは、本格的な炒め物やステーキなども焼けそうなフライパンと、工夫すればスパゲティも茹でられそうな長方形のクッカーのセットです。また、フライパンとクッカーの蓋が別々になっているので、炊飯をしながら炒め物を作ったりソースを作ったりすることもできそうです。自転車キャンプと言えども夜ご飯はできれば美味しく作って食べたいのでこのクッカーは本当に魅力的です。ちょっとよいお値段がするものの、5分ほど悩んでポチッとしてしまいました。
エバニューMP500 Flat
エバニューMP500 Flatは容量550mlと小型のチタンクッカーで、湯沸かし用として利用してきたラーメンクッカー(570ml)と入れ替えます。こちらも今年になって発売されたばかりの新製品です。いままでもエバニューからはTi Mug pot 500というほぼ同様の製品が存在します。2つの違いは、Ti Mug pot 500はエバニューのアルコーブストーブの上で安定するように底面が二段形状になっていて、MP500 Flatの方は底面がフラットです。通常のバーナーを使う際にはTi Mug pot 500の二段形状の底面がかえって安定性を損ねることもありそうですが、MP500 Flatのフラットな底面だとその心配がありません。重さは、さすがの79g。ラーメンクッカーは約170gですので、90gの軽量化になります。
・旧セット合計の重量:630g
・新セット合計の重量:510g
重量は120g減らすことができました。今年は飛行機輪行にも挑戦してみようと考えているので、重量制限のある飛行機輪行にはこの軽量化はうれしいです。
数だけでみると新セットはクッカーが一つ少ないことになります。旧セットでは、エバニューのチタンポットとステンレスのラーメンクッカーのどちらも炊飯にはイマイチなことからアルミ製のSOTOのポットを炊飯用に追加していたので、トレイルポットのクッカーが炊飯にもかなり適していることを考えると、クッカーが一つ少ないことのデメリットは小さいと考えています。
持ち運ぶ際はMP500 Flatの中に110サイズのOD缶をいれ、その上にSea to Summitの折り畳み式のシリコンマグカップ、Xマグを重ね、MP500の蓋をします。それをトレイルポッドに入れて、空いたスペースにSOTOのアミカスバーナー、スライドガストーチ、カトラリーセット、分割式の箸を入れて、トレイルポットのフライパンを蓋に、本来の蓋は底面に被せるとばっちりです。(フライパンと蓋の縦横は同じ寸法で、フライパンの方が若干深さがあります。)
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