飛行機輪行の準備 ① JALの「どこかにマイル」で航空券をゲット

今年の新しいチャレンジの一つは飛行機輪行キャンプ旅です。飛行機で輪行すれば、鉄道輪行よりもさらに自宅から遠い場所で自転車キャンプ旅を楽しむことができます。先日、鉄道での輪行キャンプ旅が成功したので、自転車とキャンプ道具を輪行スタイルで持ち運ぶ基本的な方法は確立することができました。飛行機輪行キャンプ旅では、ソレをベースに飛行機輪行用の調整を行っていきます。

まず、飛行機輪行キャンプ旅を思いつくきっかけになったのが、JALが行っている「どこかにマイル」というマイレージ利用プログラムです。JALマイレージバンクの7,000マイルを利用することで、国内の往復航空券を手にすることができます。JALのマイルを利用した通常の特典航空券の場合、国内線往復は少なくとも12,000マイルが必要なので、「どこでもマイル」の往復7,000マイルというのはとてもお得です。この「どこかにマイル」によって飛行機輪行自体が経済的にとても身近なものになったことに背中を押されました。

しかし、当然普通の特典航空券よりも条件は厳しくなっていて、まず、自分で目的地を最終決定できません。どういうことかというと、最終目的地はJALに決定されるのです。「どこかにマイル」のウェブサイトで、自分の出発・帰着空港(同じ空港から出発して同じ空港に帰ってくる)、行きと帰りの日付、フライトの出発と帰着の時間帯の希望を入力して検索を行います。

そうすると検索結果として4か所の目的地が提示されます。選べるのはそこまでです。提示された4か所が気に入らない場合は再検索が行え、また別の4か所が結果として提示されます。再検索は1日当たりの上限回数は決まっているものの結構な回数行うことができるので、「この4か所なら、どこに決まっても後悔無し」という組み合わせが提示されるまで続けます。

そして、「後悔しない4か所」が提示されたら、申し込みを行い、2~3日後に最終決定された目的地がメールで連絡されてきます。目的地決定のメールが届くまではワクワクドキドキで、それも楽しみの一つになります。(ただし、連休やGWなど、観光繁忙期には「行先候補をご提示できませんので、日時をご変更のうえ、再度検索してください。」と行き先の候補を提示してもらえないことも結構あります。)

今回は、私が希望した日時では、何回目かの再検索で、北九州、博多、宇部山口、長崎の4か所が候補として提示されたため、その組み合わせで申し込み。この4か所であれば、夜寒くて眠れないとかいうこともなさそうです。(自転車でのキャンプ旅ですから、4月の目的地としては釧路とか帯広とかが入っている組み合わせはすべて見送りです。)そして、最終結果として長崎が目的地となりました。

目的地が決定したらキャンプ場とルートを調べていきます。この過程がとても悩ましく楽しいです。私の今回の旅は週末を使っての1泊2日。つまり、キャンプ場は1日目に目的地の空港に到着してから自走で午後4時ごろまでに到着できる範囲内で探す必要があり、2日目には飛行機が出発する2時間ほど前までに空港に到着している必要があります。行きと帰りのサイクリングのルートもなるべく走って楽しいルートにしたいですし、2回のランチもなるべくその土地の名物を味わいたいものです。また、夕食はキャンプ場で自炊なのでそのための食材をどこで調達するかも検討する必要があります。

私も現在、長崎への飛行機輪行キャンプ旅に向けてさまざまなルートとキャンプ場の組み合わせを検討しているところです。1点だけ、あらかじめ覚悟しておかないといけないのは雨の可能性。「どこかにマイル」の特典航空券はキャンセルや変更はできません。小雨程度なら計画通り決行するかもしれませんが、テントを張るのも苦労するような雨の場合は、キャンプはあきらめてホテル泊にする必要がありますし、自転車に乗るのも厳しいような天候なら「雨の一人長崎旅行」になります。2日間の長崎食べ歩きはそれはそれで楽しいと思いますけど。

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