黒崎の鼻でパンとコーヒーのピクニックライド

3連休中日は日差したっぷりの晴天。風もほとんどなく、軽くピクニックライドを楽しむには最高の天候でした。今日はグラベルロードで黒崎の鼻まで出かけ、現地でお湯を沸かして淹れたコーヒーをお供にパンの昼食を楽しんで帰ってくることにしました。現地滞在は1時間ほどですが、1日の内一番暖かい時間だけを使って楽しむことができます。

「黒崎の鼻」は三浦半島西側にある丘陵の海岸です。「間違いのない」絶景ポイントで心洗われる広々空間ですが、駐車場無し、駅から遠距離、公共交通機関無しというロケーションであるため、なかなかの秘境になっています。(当然、自動販売機もトイレもありませんから、長時間の滞在にはそれなりの準備、覚悟が必要です。)また、行き止まりの舗装路から最後の数百メートルは藪漕ぎしながら急坂を降りる必要があります。(当然帰りは登りの急坂の押しです。)グラベルロードなら大丈夫ですが、普通のロードバイクですとパンクや傷などちょっと気を遣うことになるでしょう。

今日の装備は、ハンドルバーバック、パニアバッグ片側のみ、それといつもほぼ付けたままのトップチューブバッグのみです。パニアバッグにはチェア、テーブル、クッカー、ポケットストーブ、燃料などを入れ、ハンドルバーバッグには500mlのペットボトルの水を入れて出発。(トップチューブバッグには、マスク、モバイルバッテリー、予備のチューブが入っていて、これはほぼ常備品です。)

途中、芦名の芦名ベーカリーでパンを買います。ここのパンはとても美味しくかつ良心的なお値段で、いつも行列です。今日も5人ほど並んでいました。(店内はとても狭くて一度に5人までしか入店できない人数制限があります。)パンとピザを合計3個買ってハンドルバーバッグに放り込みます。

芦名ベーカリー 芦兵衛 (横須賀市その他/パン)
★★★☆☆3.61

自宅から黒崎の鼻までは大体30kmくらいで、午前9時に出発し、パンを買い、最後にトイレに寄ってから、11時ごろに現地到着。早速、チェアとテーブルを設営し、ポケットストーブ+固形燃料でお湯を沸かします。

目の前はこんな感じです

いつもはしっかりした風防でポケットストーブを囲むと10gの固形燃料で200mlのギリギリお湯を沸かすことができるのですが、その風防が結構重くてかさばるため、今日はポケットストーブ用の簡易風防を使ってみましたが、さすがに海岸の風には簡易風防では負け気味で、さらに暖かったとはいえ冬の気温の低さもあり、10gではクッカーの底に軽く泡が発生する程度しか加熱できず、最初の10gが燃え尽きる前に追加で10gの固形燃料を投入しましたが、それでもまだ沸騰させることはできませんでした。仕方がないので最後に25gの固形燃料を追加したら、半分も燃えないうちに沸騰させることができました。最初から25gでやっていれば、もう少し早く沸かすことができたかもしれません。

ようやくコーヒーを淹れることができます。

なかなかお湯が沸かないのでその間に買った3個のパンの内、2個を食べてしまいましたが、最後のバナナナッツピザはコーヒーと一緒に楽しむことができました。

食べ終わったら撤収。荷物少ないので10分ほどで完了。海岸から舗装路までの急な登りを自転車を押して登ります。その後は来た道をまた2時間かけて帰りましたが、最高の天候に恵まれた連休中日、走っている自転車の数がすごかったですね。よい半日の過ごし方でした。

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